編入試験

 ここ数日の雨でいっきに涼しくなりましたね。あれほど暑かった先週がうそのようです、数日前に久しぶりにあった母親がもう夏もおわりねと言っていましたが、その通りなのかもしれません。そして、ボクの試験の本日終了しました。正直、模試とか参考になるものが何もないので手ごたえも何もないので、よくわかりません。まぁ今週末には結果がわかるのでおとなしく待ちましょう。落ちたら所詮その程度だったということです。阪大の出願準備を進めることにします。

 まぁそれはさておき、英語の勉強のために久しぶりの単語帳なるものを買いました。7月のTOEICの受験の際にはテキストに頻出単語リストが添付されていたのでそれを参考に覚えましたが、今回はよりアカデミックな文章に対応するために『テーマ別英単語』(Z会出版)の初級と中級をやってみました。まぁ結論から言うと一切試験には訳に立ちませんでしたが、気に入った一節があったので紹介しようかと(これって、著作権上問題はないんですかね?)。

No one has the right to have an opinion on any subject, unless they have arrived at that opinion by a process of reasoning based upon all the available facts connected with the subject. Despite the facts, however, nearly everyone has opinions on nearly every subject, whether or not they are familiar with those subjects or have any facts connected with them.
 (文章自体はナポレオン・ヒルのthe Magic Ladder to Successという本からの引用)

 とりあえず何か社会現象やその他事象に自分の意見を言うということ。社会ではそれが求められる時があるが、なんでとりあえず言えばいいというものではない。そして、明らかに論じるに足りる知識を持たない人間に意見を求めてもそれは最終的な結論に対して意味を持ちえないだろう(その場で考えて、何かしら意見を述べたという自己充足感と、意見を求めた側の部下に考えさせたという自己満足感をもたらすには十分かもしれないが、それは結局はなんの知識にも基づかない意見であり無価値である)。
 普段ブログを書くときに気を使っているが、専門分野外には基本的には足を突っ込まないようにするということ、なぜなら論じるに足りるだけの知識がないからだ。最近話題の消費税増税の問題に関してもそうだ。数日前の新聞で有識者会議の7割程度が増税に賛成して会議が終了したというような記事を見た。それに対してテレビの市民の声を聞くみたいな形の番組で、「有識者は収入がすくない人のことをわかっていない」ような回答をとりあげていましたが、少なくとも一般市民よりは影響に関して理解をしている人間が会議をしているわけなのだから、その回答はおかしいのではないかと、目先の問題にしか目がいかないような人間は(公共の電波に対して)そのような意見を述べるべきではないし、テレビもそんなくだらい内容ではなく影響に関してより正確な情報を流すべきなのではないだろうか。これ以上行くとメディア論に発展してしまうので、ここでとどめておくが、そのような人間はそもそも選挙の時にちゃんと増税に反対している政党に投票したのかということだ。不勉強な市民でも(一応)自分の代弁者としての候補者を選べる機会に、どうせそういう場当たり的なことしか言わない人間は世間に流されて自民党に投票したんでしょうけどね。
 
 これ以上書くと偏見の塊みたいな文章が出来上がりそうなのでそろそろやめておきます。
 最後にこれだけ、知識に基づかない意見はただの“雑音”に過ぎないということ。そうならないように気を付けます。
今日は後半は完全に“雑音”ということで、失礼いたしました。