読書

 夢か現か。毎日、そんな生活を送っております。塾がないので、夕方のスーパーのバイト以外特にこれといって予定もないので、あとは本を読み、いつの間にか寝ている生活です。3月に入ったら少しずつ改善していくことにしてもうしばらくこの生活を満喫しようと思っています。
 そんなわけでいろいろ読んで見ました。『誰か』・『名もなき毒』(文春文庫)、『ペテロの葬列』(集英社)、『模倣犯?・?』(新潮文庫)ここまで宮部みゆき。『カササギたちの四季』(光文社文庫道尾秀介)、『A型の女』(ハヤカワ文庫・マイクル・Z・リューイン)。これくらいでしょうか。今月は勝手に宮部みゆきキャンペーンをやっています。
 前半の3つは主人公が同じ話です。3作の中では僕は、『誰か』が読み終えて1番すっきりしました。最新作はなんだかモヤモヤっとする感じの終わりで、続編に期待したいようなもうこれ以上はいらないようなそんな気分でした。『模倣犯』まだあと3冊続くので今月中には読み終えたいと思います。
 そして解説で紹介されていたリューインの本を1冊手にしてみました。主人公の探偵が、東直己の『探偵はバーにいる』の主人公に重なるところがあり、浅はかというか、むしろ行動的というのか、そういう人間味あふれるところが多くのファンを引き付けるところなのでしょうが、僕の好みとは少し違いました。『カササギたちの四季』は全く別のテキストを買いに行った際にふと道尾秀介の名前が目に入ったので買ってみましたが、残念ながら短編集だったので彼の本当の面白さを理解するためにはちゃんと長編を読むべきだと思うので、解説に紹介されていた1冊を明日にでも買いに行ってきます。

 小説以外では以前にも書いた『思考実験』(ちくま新書・岡本裕一郎)をようやく読み終えました。たまたまじーさんちにいるときに読んでいたので、母親が興味を示して、くれと言ってきましたが、まだ読み直し可能性もあるのでタイトルと出版社だけ教えて帰ってきました。あとは『夢判断・上』(フロイト)をやっと読み終わりました。小説ばっかり読んでないで、ちゃんと勉強しなさいって感じですね。あと10日で下巻もちゃんと読みます。

 そういえばもう1か月ほど前になるOB会の時に話していた、人間の死というものについての考え方を自分なりにもう少し考えようと思い、じーさんちから武士道を拝借してきた。今ブログを書いていて思い出しましたが、これも読まねば。

 最近ふと思ったけど、本のことしか書いてないですね。何かこうもっとちゃんと実りのある文章も書きたいと思います。