ひな祭り

明日はひな祭りですね。特に関係ありませんが。

さてさていつの間にか2月が終わってしまい、今年も6分の1が終わってしまいました。なんだかあんまり勉強せずに本ばっかり読んでいた気がします。前回のブログから読んだ本と言えば、『模倣犯3~5』(新潮文庫宮部みゆき)、『舟を編む』(光文社・三浦しをん)、『博士の愛した数式』(新潮文庫小川洋子)です。合計で12冊、読書キャンペーン開始から5か月で初めて月10冊を突破できましたが、暇を持て余していないとなかなか厳しい目標だったと実感しました。
本日の話題はそんな読書のことを。ニュースによれば、大学生の平均読書時間が約27分、読書時間0がなんと4割もいるらしいですね。(参照ソース:http://www.j-cast.com/2014/03/02197896.html)それを聞くとうちのどうしようもない妹もまだましなほうだと思えてきてしまいました。
まぁ本だけ読んでいればいいわけではないですが、これでは想像力も育たないですよね。まぁその話題は以前にも書いたので深くは書きませんが。

一方でただなんとなく読書をすればいいわけでもないのは言うまでもありません。英語の問題集でよく見る例文はまさのその通りであり”It is not what you read but how you read it that counts.”、さらに先日読んだショウペンハウエルの『読書について』では、「読書は、他人に考えてもらうことである。…(中略)…多読の結果、愚者となった人間である。…(中略)…絶えず読むだけで、読んだことを後でさらに考えてみなければ、精神の中に根をおろすこともなく、多くは失われてしまう。」と。
別の角度から、大人になれば大人になるほどテストをして丸をもらうことが少なくなってきます。特に現在のようにある特定のコミュニティに属していない自分にとっては明確な丸はなくても、同様に明確なバツもほとんどありません。そんな生活では、私も読んだもの(知識と呼べるようなものではありませんが)を使う機会がなく、脳を生産的に使えなくっているのではないかと危機感を覚えています。