入学手続き

日記を書こうといざ開くとなんだか書くことに詰まってしまう。
先日実家に帰って、その初日は、高校の後輩の演劇を見に行ってきた。毎度案内をもらいながら会社に行っているときは残念ながら予定が合わず、京都に戻ってきてからも時間がなく今後も予定が合うかどうか分からない中で今回はチャンスだと思い、腰を上げてみた。ストーリー性のある劇ではなかったので、まぁ感想も何もないのですが、おそらく最も正しい感想は「面白かった。」という一言に尽きるでしょう。その劇団の公演に定期的に通っているような人からすれば、いろいろあるのかもしれませんが、まぁそんなこともないので、わざわざ帰った価値はあったのではないでしょうか。ストーリーが特にないという点においては普段から私の主張する想像力ということに関連するのではないかと劇を見ながら勝手に考えていました。寺山修司脚本といってもいいのでしょうか?劇団の歴史的変遷はネットを見ただけではいまいち分かりませんが、劇中では彼の思想(を解釈したもの)が2時間弱という時間で表現されています。ただ行くだけではつまらないしと思い、前もって彼のエッセイ集をちょっとばかり読んだのですが、まぁ意味不明で理解できませんでしたけど(選んだものが悪かったのかもしれませんが)ね。けれどもこれをきっかけにしてもう1度別の本にチャレンジしてみようかなと思ったので、また本の山が高くなることは間違いありません。

2日目。片倉さんと杉山さんと飲みに行ってきました。
彼らのような人間がいま現状で僕の近くにいないことが残念でなりません。大学生の頃は、飲み会に行けば非常にくだらないことでも話をしていた気がしますが、社会人になって以降そんな機会がほとんどなくなりました。そういう意味ではこの3年間は非常に無駄な時間だったと言えるでしょう。4月以降そんな状況が改善されることを祈るばかりです。さてさてお二人に紹介していただいた本をその飲み会中に注文しておいたので、すでに手元にあり読まれる順番を待っています。感想はいずれ書くとして、とりあえず片倉さんの話していた動画(http://m.youtube.com/watch?v=PnVBwrXA990)のほうを見てみたがなんとびっくり45分英語で読みにくい日本語字幕付き、なかなかのハードな内容だけに結構苦しみましたし、若干意味わからなかったのでまた見ます。

最後に、昨日で震災から3年ちょうどでした。被災地では復興がまだまだ進まないようですが、僕にできることといえば募金くらいなのでコンビニとかでたまに募金しています。それに比べて、僕にとってこの3年は非常に変化に富んだ3年でありました。まだ覚えていますが、震災の日は新谷家で鍋をしていました。彼の家でテレビを見ながらその様子に衝撃を受けたことを覚えています。映画でもやっているかと思ったほどです。その1年後は新店の立ち上げのメンバーとして選んでもらい、さらに1年後はニートとして京都に舞い戻ってきました。そして現在、明日には入学手続きを終え4月からは再び大学生です。先ほども書きましたが、3年間が無駄だったどうかは今後の僕の生き方次第なのかと思い込んでいるので、まぁあまり深く考えていません。

ではおやすみなさい。明日は久しぶりに雨ですね。